日本語で「話す」「聞く」「書く」「読む」のどれが得意(とくい)ですか。
私は、聞くのが得意(とくい)で、書くのも好(す)き。読むのは遅(おそ)くて、話すのは少(すこ)し苦手(にがて)です。
今日(きょう)は、普段(ふだん)の日本語レッスンで気(き)づいたこと、私自身(わたしじしん)が日本語を話す時(とき)に注意(ちゅうい)していることを書きます。
1. 相槌(あいづち)を打(う)つ。
(相手(あいて)の話(はなし)に合(あ)わせて反応(はんのう)することです。)
例(たと)えば、
「へぇ」: 驚(おどろ)く
「そうなんですか」: 確認(かくにん)する
「そうそうそう…」: 同意(どうい)する ← これは日本人の口癖(くちぐせ)ですね。
日本語では、自分(じぶん)の意見(いけん)を言うよりも、相手(あいて)と一緒(いっしょ)に会話(かいわ)を作(つく)っていくことを大切(たいせつ)にします。だから、相槌(あいづち)がないと不安(ふあん)になる日本人もいます。
2. 文の最後(さいご)まで待(ま)つ。
日本語の特徴(とくちょう)の一つ(ひとつ)は、動詞(どうし)が文(ぶん)の最後(さいご)に来ることですね。SOVの順番(じゅんばん)です。母語(ぼご)がSVOやVSOの人にとっては不思議(ふしぎ)かもしれません。
SOVの利点(りてん)は、話しながら「する」か「しない」かを決(き)められることです。優柔不断(ゆうじゅうふだん)な人にはピッタリなのです。
友達(ともだち)になりたいけれど、まだそんなに仲良(なかよ)くない人に丁寧(ていねい)な話し方(はなしかた)をするかどうか最後(さいご)まで迷(まよ)うことが私もよくあります。
ただし、文(ぶん)が途中(とちゅう)で終(お)わる時(とき)もありますね。
「すみません、ちょっと…」、「ちょっと話(はなし)があるんですが…」など。
これは1に書いたように日本語は相手(あいて)と一緒(いっしょ)に会話(かいわ)を作(つく)っていく言語(げんご)なので相手(あいて)の反応(はんのう)を待(ま)っているのです。
言語(げんご)や文化(ぶんか)が違(ちが)うと、コミュニケーションの取り方(とりかた)も違(ちが)いますね。
私も留学先(りゅうがくさき)、職場(しょくば)、家庭(かてい)などで海外(かいがい)の人たちと交流(こうりゅう)して、いろいろなことを学(まな)びました。
日本語レッスン ま・ぷらす
Japanese lessons, in Osaka and online
Leçons de japonais, à Osaka et en ligne