私たちは大抵「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を使って意思疎通を図っています。
人の誕生から順に成長を追うと、生まれたばかりの赤ちゃんにできるのは「聞く」ことだけです。
「あー」「うー」といった喃語の発声が始まり、単語を覚えて、次第に「話す」ようになります。
絵本や看板の文字を見るなどして「読む」ことに興味を示すようになります。
「書く」のは4技能のうち最後に習得する能力です。
自分の考えをまとめ、文章にして表現できるようになるには、さらに時間がかかります。
日本語に関していえば、3種類の文字(ひらがな、カタカナ、漢字)が存在し、その使用割合は人によって異なります。
また、「話す」という行為と違って「書く」という作業は、見直すことも手直しすることも可能です。
レッスンでも会話をしながら相手の間違いを指摘するのは難しいのですが、書いた文章を見れば、相手の間違いやすい箇所がよく分かります。
ただし、日常生活で書く必要や機会はなくなってきていて、ここ1年ほどでレッスンの問い合わせややり取りに生成AI を使う方が増えました。
私もますます漢字が書けなくなったり単語の綴りが分からなくなったりして悩んでいる一人です。
そこで、時代に逆行していると自覚してはいますが、最近、手書きをするように心がけています。
一見便利な社会に生きているからこそ、面倒なことをしたり手間をかけたりするのが大切だと思います。

日本語レッスン ま・ぷらす
Japanese lessons, in Osaka and online
Leçons de japonais, à Osaka et en ligne