皆さんは、普段、どこから情報を得ていますか。
私の情報源は、日本語レッスンの生徒と教科書と言っても過言ではありません。
今までにもレッスンで紹介してもらった本を読んだり、ドラマや映画を見たり、新しい習慣を取り入れてみたり、いろいろと参考にしてきました。
まさに情報の差(インフォメーション・ギャップ)の活用です。
生徒にとっても相手の知らない情報を日本語で説明することは、自信や満足感に繋がります。
さらに教科書からもたくさんの情報を得ています。

『できる日本語 中級』
例えば、この教科書の第3課「時間を生かす」にはポモドーロテクニックが紹介されています。
よく知られている時間管理法だと思いますが、私はこの教科書で初めて知りました。
25分間、1つのことに集中したら5分間休憩し、それを4回繰り返した後、長めの休憩を取るというものです。
イタリア人のフランチェスコ・シリロさんが学生時代に見つけた方法で、トマトの形をしたキッチンタイマーを使っていたため、この名前になったそうです。
作業によって向き不向きがありますし、最初は半信半疑だったのですが、日常生活に取り入れてもう5年になります。
正直に言うと、実際には、25分集中→5分休憩→25分集中→5分休憩…あたりから集中力が途切れてきてしまうのですが、タイマーをセットすることで、作業に取りかかりやすくなるのは確かだと思います。
特にどこから手を付けたらいいか分からないことも、とりあえず25分だけと思って取りかかると、意外に波に乗れます。
好きなことを優先して、苦手なことを後回しにするのを防げる点も気に入っています。
日本語レッスン ま・ぷらす
Japanese lessons, in Osaka and online
Leçons de japonais, à Osaka et en ligne